ポッチ・ママさんのご好意により、貴重なセサミストリート出演回をここに再現することができました。
どうぞお楽しみ下さい♪(本当にありがとうございました)

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1994/5/5 ,11/6(再)(アメリカ)放送
ティム「ふー」
◇トランクを片手に疲れた表情で入ってくるティム・ロビンス
ティム「はあー、もう一歩も歩けない。」
ティム「(カバンを置き)すみません.。」
ハンフリー/イングリッド「こんにちは!」
ティム「どうも。この辺にいいホテルはないかなあ。疲れてるんでどこかへ泊まりたいんだ。」
ハンフリー「ホテルはないかって?」
ハンフリー/イングリッド「じゃあウチへ来るといい(わ)」
ハンフリー「その(後ろを指差し)ファニーアームズホテルだよ」
ティム「ファニーアームズ?」
ハンフリー「そ!モンスターやにわとりが世界各国から泊まりにくるんだ。」
ニワトリ「コーコッコココ…」
ティム「そう。そ、それでー人間は、どうかな。」
イングリッド「もっちろん来るわ。人間さんだってウチの常連客よ。あと牛も!」
ハンフリー「あとヤギも。ブタも。」
イングリッド「いらっしゃい。ミスター…?」
ティム「ロビンスだ。ティム・ロビンス。」
ハンフリー/イングリッド「いらっしゃい!ミスターロビンスダティムロビンス!」
ティム「ハッハハ」
トランクを持ち立ち上がって2人の後に。入り口が小さくて入るのに苦労している。
◇ ホテルの部屋
ハンフリー「どうぞ!ここがあなたのお部屋ですよ!ロビンスダ・ティムロビンス!」
ドアに額をぶつける。
ハンフリー/イングリッド「気をつけて!」
額を触りながらやっと入ってくるティム。
イングリッド「ファニーアームズホテルへようこそ。あなたをお迎えできて光栄に思うわ。ロビンスさん。」
ハンフリー「うんうん、そうだね!今まであなたのように…(と言って長身のティムを2人で見上げる)…偉大な方は泊めたことがありません。」
ティム「ありがとう。あの…よかったらもう…休ませてもらうよ。」
ベッドに座る。
ハンフリー「あ、どうぞ、ごゆっくり。(突然大声)静かに!ロビンスさんがお休みだあ〜!!」
ティム「ちょっと待って。うーここじゃ眠れないな。」
ハンフリー/イングリッド「どうして?」
ティム「ベッドが…小さすぎるよ。」
ハンフリー/イングリッド「小さすぎる?」
ティム「だって…ほら!」(と小さすぎるベッドに座っている状態。)
ハンフリー「あ〜あ!でも他にはないんです。」
ティム「そう。じゃ、別のホテルを探すよ。」(と言って立ち上がろうとする)
ハンフリー/イングリッド(驚きの声)
イングリッド「別のホテルを探すですって!?ああ〜そんなことする必要ないワ。こんなのよくあることなの。ねっ、88年のきりん会議のこと覚えてる?」
ハンフリー「覚えてるとも。キリンもウチに泊まったんだよナ!(ティムの方に向き)どうぞご心配なく。ぼくらが寝かせてみせます。」
イングリッド「そ!横になってー(ティムを押す)
ハンフリー「枠に足乗せて!」
イングリッド「そ!腰を持ち上げて」
ハンフリー「うん、左手は背中」
イングリッド「右手はお腹」
ハンフリー/イングリッド「う〜ん…ちがうっ!!」
ハンフリー「背中を下ろして」
イングリッド「そ!よりかかるように」
ハンフリー「それから足を上げて」
イングリッド「そ!足を高く上げたらクロスして」
ハンフリー「はい、そのまま下ろして」
イングリッド「そ!」
ハンフリー/イングリッド「よし!」
ティム「こんなかっこじゃ眠れないよ。」
ハンフリー/イングリッド「そりゃあそうだよ。」
ハンフリー「腕を組んで」
イングリッド「そ!反対!」
ハンフリー「反対!」
イングリッド「反対!」
ハンフリー/イングリッド「反対!反対!反対!…」
ハンフリー「頭を上げて!」
イングリッド「そ!そのまま上がるところまで上げたら今度は沈めるの。」
ハンフリー「そー」
イングリッド「そーよー」
ベッドの上でちぢこまるティム。
イングリッド「ほら!ベッドにぴったりの体になったワ!」
ティム「冗談やめてよ。こんなんで眠れると思う?」
ハンフリー/イングリッド「イヤイヤイヤイヤ…(首を横に振る)」
イングリッド「これだけじゃあ眠れるわけないわねー」
ハンフリー「ハハ、そうとも。これだけじゃあ眠れるわけないよ。気持のいい子守唄を聞かなきゃ。」
ティム「…子守唄?」
イングリッド「そうよ。それではファニーアームズ特別合唱団が心を込めて、歌います。」
ハンフリー、イングリッド、動物達がティムのベッドを囲んで歌いだす「♪おやすみぃ〜おやすみ〜おやすーみおやすみ〜…」
ティム「(画面に向かって)不思議だな…なんだか落ち着いてきたよ…。」(目をつぶるティム)
「♪…おやすみぃーおやすうみね〜」
終わり
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おまけ
息子のマイルズくんも登場しました。アルファベットを言い、ビッグベアーに誘われて一緒に歌いました。